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リスペリドン(Risperidone)

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リスペリドン(Risperidone)とは

リスペリドン(Risperidone)は第二世代の抗精神病薬に分類されるお薬で、リスパダールのジェネリック薬になります。有効成分の名前は商品名と同じリスペリドンです。日本ではリスパダールが先発薬で、リスペリドンはジェネリック薬の名前でいろいろな会社が製造しています。
この0.5mg錠が一番配合量が少ない錠剤になります。
一回の使用量が多い方は1~4mgの錠剤を選んだほうが経済的でしょう。

リスペリドンは1980年代後半から研究が始まり、1993年にリスパダールという商品名でアメリカで承認されました。特許を取ったのはベルギーの製薬会社のヤンセンファーマです。日本ではその3年後、1996年に統合失調症の治療薬として承認されました。
統合失調症の治療薬として初期に開発された第一世代抗精神病薬は、陽性症状には効果がありましたが陰性症状の治療にはよい効果が期待できません。
それに対してリスペリドンは陰性症状にも有効な第二世代抗精神病薬です。

日本では統合失調症と小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性に適応がありますが、それ以外にも不安・緊張・混乱・パニック・うつ症状などいろいろな場面で処方されています。

第二世代抗精神病薬の中では、効果がでるのが速く鎮静作用がわりと強いので陽性の急性症状に効果が高いのが特徴です。
副作用の面では高プロラクチン血症の発生率が高いこと、血糖値が上がりやすく糖尿病の方の服用には注意が必要なことがあげられます。


製品名:リスペリドン(Risperidone) 0.5mg
会社名:Actavis

リスペリドン(Risperidone)の成分

有効成分の名前はリスペリドン(Risperidone)です。開発したのはベルギーのヤンセンファーマという製薬会社です。1984年に合成された成分で、1993年にアメリカのFDAで承認、日本の厚生労働省が承認したのは1996年です。
セロトニン2(5-HT2)受容体とドパミン2(D2)受容体の両方を遮断する作用があるので、セロトニン・ドーパミン拮抗薬=SDA(Serotonin・Dopamine・Antagonist)や5-HT2/D2拮抗薬と呼ばれています。
統合失調症という病気自体の解明ができていないので、リスペリドンの統合失調症に対する作用機序ははっきりわかっているとはいえません。
今のところドパミン2受容体を遮断すると統合失調症の陽性症状が収まり、セロトニン2受容体を遮断すると統合失調症の陰性症状が収まると考えられています。

統合失調症は古くは狐憑き、悪魔憑きなどといわれていた病気で近代になってその症状から「分裂病・精神分裂病」と呼ばれていました。ただ「分裂」という言葉が入ると病気や患者に対して誤解を招くということで日本では15年ほど前に「統合失調症」と呼ぶようになりました。
統合失調症の治療薬は1952年からいくつも開発されており、継続的な投薬で症状が改善し社会復帰できる病気といわれています。

リスペリドンの特徴は、陽性に強い効果があり陰性にはそれなりに効果があるといわれています。また鎮静作用が比較的強く速効性があることから急性症状に非常に有効であるとされています。
副作用としては高プロラクチン血症の発生率が高いといわれておりアメリカでは訴訟に発展しています。また血糖値が上がりやすいので人によっては服用に注意が必要です。

リスペリドン(Risperidone)の作用

日本での適応は、統合失調症、小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性です。その他にも不安障害、緊張感、パニック障害、睡眠障害、強迫性障害などいろいろな症状に使用されています。
また海外ではこの他に、躁病、双極性障害における躁症状、自閉症、摂食障害への適応がある国があります。

リスペリドン(Risperidone)の服用量

統合失調症
通常、成人の場合は初期用量を1回1mgで1日に2回、症状に応じて維持用量を1回2~6mgとして、1日に2回にわけて服用します。
※1日の最大服用量は12mgです。
小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性
体重や症状によって異なります。医師の指示に従ってください。
※原則として5~17歳に使用します。

症状や副作用などによって服用量は異なります。また肝臓に負担が掛かることや血糖値への影響などから、服用量はなるべく少なく抑える事が望ましいとされています。医師と相談しながら服用方法、服用量を調節してください。

リスペリドン(Risperidone)の血中濃度

最大血中濃度  1(3)時間後
血中濃度半減期 4(21)時間後

速効性があり服用後1時間ほどで血中濃度が最大になり、4時間で半減します。ただし主代謝物のパリペリドン(ヒドロキシリスペリドン)は半減期が21時間となっています。ですから1日に朝晩2回にわけて服用という形が推奨されています。

リスペリドン(Risperidone)の作用時間

このお薬は毎日定期的に服用することが大事です。またお薬をやめる場合は症状の再発を防ぐために徐々に服用量を減らしながら長期的に様子をみます。自分の判断で服用をやめたりせずに医師と相談しながら服用しましょう。

リスペリドン(Risperidone)の副作用

通常の副作用
眠気、めまい、便秘、たちくらみ、口の渇き、生理不順、乳汁分泌、錐体外路症状、吐き気、食欲異常、体重増加、低血圧、その他

この他にも副作用はありますので、異常を感じた場合は医師や薬剤師に相談しましょう。

とくにめまいが起きやすいので運転や高所での作業などは十分に気をつけてください。

他の第二世代抗精神病薬と比べて高プロラクチン血症が発生しやすいというデータがあります。高プロラクチン血症の主な症状は、生理不順・乳汁分泌・男性の女性乳房化・射精障害などが挙げられます。

長期の服用では遅発性ジスキネジアに注意が必要です。

服用量が増えると錐体外路系副作用が多くなります。手の震えやそわそわ感などの症状には気をつけましょう。

血糖値が高くなりやすいので糖尿病の方や糖尿病の因子を持っている方は特に注意が必要です。血糖値のチェックだけでなく、糖尿病性昏睡や糖尿病性ケトアシドーシスなどを防ぐためにも、喉の渇き・トイレの回数・体調の変化など血糖値が原因の副作用にも気をつけましょう。

リスペリドン(Risperidone)の注意点

・配合されている成分にアレルギーがある方は服用できません。
・妊娠中、妊娠の可能性がある方は服用できません。
・双極性障害の躁症状に適応がありますが、うつ症状の方には効果がありません。
・アドレナリン、パリペリドンを含むお薬とは併用できません。
・ほかの安定剤、パロキセチン、パーキンソン病のお薬、降圧剤、ラニチジン、カルバマゼピン、フェノバルビタール、リファンピシン、イトラコナゾール、クラリスロマイシン、アルコールなどと併用する場合は注意が必要です。
上記のほかにも服用に注意すべきお薬がありますので、服用中のお薬がある場合は事前に医師に伝えてください。
・肝臓病、腎臓病、心臓疾患、低血圧、不整脈、パーキンソン病、てんかん、高齢の方は医師と相談しながら慎重に服用してください。
・糖尿病の方、糖尿病の発症リスクがある方は特に注意が必要です。血糖値が上がる場合があります。
・眠気や倦怠感を感じやすいお薬です。服用中は機械の操作や運転、高所での作業は避けてください。
・服用をはじめると、不安になったり、症状が悪化したり、副作用で気分が悪くなったりということがあります。医師やご家族などの、周囲の方と相談しながら服用しましょう。
効果が出るまで2週間以上かかる場合があります。
・自己判断でお薬の増量・服用中止などせずに医師にご相談ください。とくに統合失調症の治療の場合は、症状が改善してからも服用量を減らしながら経過を観察することが重要です。医師の指示通りに服用しましょう。

リスペリドン(Risperidone)の国内製品

リスパダール錠 ヤンセン
リスペリドン錠「CH」 日本ジェネリック
リスペリドン錠「MEEK」 小林化工
リスペリドン錠「NP」 ニプロ
リスペリドン錠「アメル」 共和
リスペリドン錠「オーハラ」 大原
リスペリドン錠「サワイ」 沢井
リスペリドン錠「タイヨー」 武田
リスペリドン錠「日医工」 日医工
リスペリドン錠「ヨシトミ」 田辺三菱
リスペリドン錠「タカタ」 高田
リスペリドン錠「トーワ」 東和
リスペリドン錠「クニヒロ」 皇漢堂
リスペリドン錠 ファイザー


リスペリドン(Risperidone)0.5mgの通販

個人輸入

こちらの商品は個人輸入によって海外から取り寄せることができます。個人輸入は日本の厚生労働省が認めている制度で禁止されていないお薬を一定量(精神科領域のお薬は1ヶ月分)なら処方箋や保険証などは必要なく、普通に通販と同じように購入できます。ただし海外から取り寄せる場合は、薬の副作用などは自己責任になります。薬の作用、副作用、注意事項などをよく調べた上で個人輸入の申込みをしましょう。

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