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ミルタス(Mirtaz)

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ミルタス(Mirtaz)とは

ミルタス(Mirtaz)はNaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬 )に分類されるお薬です。有効成分のミルタザピンはオランダのオルガノン社によって開発されました。日本では2009年に承認されて、MSD社から「レメロン」、明治製菓ファルマ社から「リフレックス」という2種類の先発薬が出ています。うつ症状の治療薬ですが、適応外になりますがかゆみ止めとしても使用されることがあります。

最初にNaSSAに分類されると書きましたが、分子構造的には四環系抗うつ薬ともいえるので四環系抗うつ薬と考える人もいます。

このお薬はSSRIやSNRIと比較して、効果がでるまでの時間が短いことと副作用が弱いことが特徴といえます。日本でも人気が高くうつ病の治療薬の第一選択薬の一つになっています。

ミルタスはインドで最大手の製薬会社であるサンファーマ社が製造しているジェネリック薬です。日本ではまだ先発薬しか承認されていないので、このサンファーマ社のジェネリックは非常に人気があります。配合量は15mgと30mgの2種類です。


製品名:ミルタス(Mirtaz) 15mg / 30mg
会社名:Sun Pharma

ミルタス(Mirtaz)の成分

有効成分の名前はミルタザピン(Mirtazapine)です。四環系抗うつ薬の構造ですが、分類としてはNaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬 )という種類になります。
ミルタザピンはノルアドレナリンとセロトニンの神経伝達を活性化させる働きがあります。SSRIに較べて抗うつ作用に関する受容体への作用が特化しているのが特徴で、そのおかげでSSRIよりも吐き気や性機能障害などの副作用が少ないとされています。
ただし鎮静系の副作用はSSRIと同じかそれ以上です。また離脱症状もSSRI系と同等にあるので突然の断薬はNGです。お薬をやめる場合は医師と相談しながらすこしずつ減らしていく事になります。
また双極性障害の方が服用するとそう症状が悪化してしまう危険性があるため躁鬱病(双極性障害)の方の服用はNGです。それから24歳以下の若者のうつ症状には効果が疑問視されており、24歳以下の若者への投薬は行わない流れになってきています。

ミルタス(Mirtaz)の作用

ミルタザピンの日本国内での適応は、うつ病・うつ症状です。
その他、抗不安薬、鎮静薬、制吐薬、吐き気止め、頭痛薬、強迫性障害、PTSDの治療薬としても用いられています。また食欲亢進(体重増加)の作用もあることから、海外では拒食症の治療で使用されることもあるようです。(食欲亢進作用は男性よりも女性に多くみられます)

ミルタス(Mirtaz)の服用量

通常、成人の場合1日1回15mgを就寝前に服用してください。様子をみながら1日45mgまで増量できますが、急激に服用量を増やさず1週間に15mgまでの増量とします。
※1日の最大投与量は45mgです。

このお薬は毎日服用して血中濃度を安定させることで効果を発揮します。調子が悪い時に飲むのではなく継続することが大事です。飲み忘れたときには一度に2回分を服用せず、1回分を服用しましょう。

ミルタス(Mirtaz)の血中濃度

最大血中濃度  1時間後
血中濃度半減期 20~40時間後

ミルタザピンは吸収されるのが非常にはやく体内での残留時間が長いのが特徴です。

私たちの体は空気や摂取する食べ物はもちろん、薬も消化器官から吸収して血液中に取り込み血管を通して全身に送ります。そして血液中の薬の成分は必要な場所で消費されたり異物として血液中から排除されて徐々に少なくなっていきます。
血中濃度とは薬の成分が体に吸収されて血液中に溶け込んでいる量です。成分によって吸収されるスピードや体内に留まる時間の長さなどは異なります。

ミルタス(Mirtaz)の作用時間

毎日決まった時間に服用し続けることで血液中の成分の濃度が安定し効果もでてきます。
服用から1週間ほどでうつ症状への効果が確認できるとされています。
血中濃度が安定してくると1日飲み忘れたくらいでは血中濃度があまり下がらないので具合が悪くなることもあまりありません。

ミルタス(Mirtaz)の副作用

SSRIと同じくセロトニン症候群という副作用のリスクが確認されています。

セロトニン症候群は脳内のセロトニン濃度が過剰になることで起きる副作用です。
自律神経症状
体温の上昇、異常発汗、緊張、高血圧、心拍数の増加、吐き気、下痢
神経・筋肉症状
ミオクローヌス、筋強剛、振戦、反射亢進、緊張と緩和の繰り返し(あご、歯をがちがちさせる、など)
精神症状
混乱、興奮、錯乱、頭痛、昏睡
セロトニン症候群は通常、セロトニン作動系の薬品との相互作用によって発生する。
例として、
モノアミン酸化酵素阻害剤とSSRI
デキストロメトルファンとSSRIの組み合わせ
SSRIの過量摂取
SSRI/SNRIとトリプタン系薬剤(片頭痛治療薬)の併用
セント・ジョーンズ・ワートの過量摂取
などによって発生する。高齢者は特に注意を要する。
(wikipediaより)

通常の副作用
眠気、倦怠感、めまい、吐き気、食欲不振、下痢、便秘、腹痛、動悸、血圧の上昇、口の渇き、食欲増進、体重増加、その他

この他にも副作用はありますので、異常を感じた場合は医師や薬剤師に相談しましょう。

ミルタス(Mirtaz)の注意点

・配合されている成分にアレルギーがある方は服用できません。
・妊娠中、妊娠の可能性がある方は、服用前に医師にご相談ください。
・高齢の方、緑内障、肝臓病、心臓病、前立腺肥大で尿の出の悪い人、てんかん、躁うつ病、躁病の既往歴がある場合、子どもや24歳以下の若い方は注意が必要です。必ず医師にご相談ください。
・パーキンソン病の治療薬、エイズの治療薬、他に服用しているお薬がある方は医師にご相談ください。
・服用をはじめると、不安になったり、症状が悪化したり、副作用で気分が悪くなったりということがあります。医師やご家族などの、周囲の方と相談しながら服用しましょう。
・自己判断でお薬の増量・服用中止などせずに医師にご相談ください。

ミルタス(Mirtaz)の国内製品

リフレックス錠 明治
レメロン錠 MSD

ミルタス(Mirtaz)15mgの通販
ミルタス(Mirtaz)30mgの通販

個人輸入

こちらの商品は個人輸入によって海外から取り寄せることができます。個人輸入は日本の厚生労働省が認めている制度で禁止されていないお薬を一定量(精神科領域のお薬は1ヶ月分)なら処方箋や保険証などは必要なく、普通に通販と同じように購入できます。ただし海外から取り寄せる場合は、薬の副作用などは自己責任になります。薬の作用、副作用、注意事項などをよく調べた上で個人輸入の申込みをしましょう。

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