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バスポン(Buspon)

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バスポン(Buspon)とは

バスポン(Buspon)は不安障害の治療薬です。先発薬はバスパーという商品名で、有効成分はブスピロンといいます。国によって短期または長期の違いはありますが、抗不安薬として使用されます。またうつ病の治療にもSSRIなどと併用するかたちで補助的に使用されることがあります。日本では適応がありません。
うつ症状の治療薬ですが、デパスやソラナックスなど日本では一般的によく使われているベンゾジアゼピン系やベゲタミンなど強力で規制が厳しいバルビツール酸系、パキシルやレクサプロなどのSSRI系などとも違うお薬です。

デパスなどのベンゾジアゼピン系は抗不安薬としての効果は認められていますが、依存性の高さが指摘されており海外では長期の処方はされないのが一般的です。SSRIは長期の服用が可能ですが、体がなれてしまうと断薬する際の離脱症状が大変という問題があります。
それに対してブスピロンはお薬の作用がそれほど強くないということもありますが、依存性が少ないため短期ではなく長期的な治療にも適しています。またSSRIなどとの併用もでき、大量摂取の場合のリスクも少ないので人気のある抗不安薬です。

バスポンはカプセル錠なので切断して服用量を調節することができません。

製品名:バスポン(Buspon) 5mg
会社名:Deva Holdings A.S. (Turkey)

バスポン(Buspon)の成分

有効成分の名前はブスピロン塩酸塩(Buspirone HCL)です。バルビツール酸系でもSSRI系でもベンゾジアゼピン系でもありません。
セロトニン受容体・ドーパミン受容体と結合してセロトニンとドーパミンが受容体と結合するのを妨げるとされています。
またブスピロンの代謝物質である1‐(2‐ピリミジニル)ピペラジンはアドレナリン受容体にも影響することがわかっており、抗うつ効果になんらかの作用があると考えられています。

バスポン(Buspon)の作用

ブスピロンは日本では未承認なので適応がありません。海外ではうつ病・うつ状態、不安障害に適応があるとされています。
また社会恐怖症と女性の性的欲求低下症の治療にも使用されることがあります。
その他に、わりと眠気の副作用が強くでますが短い時間で代謝されるので睡眠導入剤としても使われることがあります。

バスポン(Buspon)の服用量

通常、成人の初期用量は1日に15mgで、1日2回にわけて服用します。増量する場合は、症状に応じて2~3日以上間隔をあけて5mgずつ増量します。
※海外での処方では、1日の平均投与量は20~30mgで、1日の最大投与量は60mg(1回30mg)です。

このお薬は毎日服用して血中濃度を安定させることで効果を発揮します。調子が悪い時に飲むのではなく継続することが大事です。飲み忘れたときには一度に2回分を服用せず、1回分を服用しましょう。

バスポン(Buspon)の血中濃度

最大血中濃度  1~1.5時間後
血中濃度半減期 2.8時間後

私たちの体は空気や摂取する食べ物はもちろん、薬も消化器官から吸収して血液中に取り込み血管を通して全身に送ります。そして血液中の薬の成分は必要な場所で消費されたり異物として血液中から排除されて徐々に少なくなっていきます。
血中濃度とは薬の成分が体に吸収されて血液中に溶け込んでいる量です。成分によって吸収されるスピードや体内に留まる時間の長さなどは異なります。

バスポン(Buspon)の作用時間

毎日決まった時間に服用し続けることで血液中の成分の濃度が安定し効果もでてきます。
服用から5~10日で血中濃度は安定してきますが、効果があらわれるまでに服用開始から2~4週間かかることもあります。
血中濃度が安定してくると1日飲み忘れたくらいでは血中濃度があまり下がらないので具合が悪くなることもあまりありません。

バスポン(Buspon)の副作用

通常の副作用
眠気、めまい、吐き気、緊張感、頭痛、神経痛、その他

この他にも副作用はありますので、異常を感じた場合は医師や薬剤師に相談しましょう。

バスポン(Buspon)の注意点

・配合されている成分にアレルギーがある方は服用できません。
・妊娠中、妊娠の可能性がある方は、服用前に医師にご相談ください。
・MAO阻害剤など飲み合わせが悪いお薬がありますので、他に服用しているお薬がある方は医師にご相談ください。
・重度の腎臓病、肝臓病の方は服用できません。
・服用をはじめると、不安になったり、症状が悪化したり、副作用で気分が悪くなったりということがあります。医師やご家族などの、周囲の方と相談しながら服用しましょう。
・自己判断でお薬の増量・服用中止などせずに医師にご相談ください。

バスポン(Buspon)の国内製品

日本国内では未承認です。

バスポン(Buspon)5mgの通販

個人輸入

こちらの商品は個人輸入によって海外から取り寄せることができます。個人輸入は日本の厚生労働省が認めている制度で禁止されていないお薬を一定量(精神科領域のお薬は1ヶ月分)なら処方箋や保険証などは必要なく、普通に通販と同じように購入できます。ただし海外から取り寄せる場合は、薬の副作用などは自己責任になります。薬の作用、副作用、注意事項などをよく調べた上で個人輸入の申込みをしましょう。

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