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トラゾニル(Trazonil)

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トラゾニル(Trazonil)とは

トラゾニル(Trazonil)は抗うつ薬です。有効成分であるトラゾドンは三環系や四環系に属さない成分で、日本では「レスリン(MSD社)」または「デジレル(ファイザー)」の商品名で知られています。

セロトニンの量を増やす作用からうつ症状に効果があるとされています。作用的にはSSRIに近いかも知れません。
うつ病のほかには適応外になりますがパニック障害・過食症・不安障害などの症状にも使用されます。
また眠気の副作用が強いことから睡眠障害に頓服用に処方されることもあります。

製品名:トラゾニル(Trazonil) 50mg / 100mg
会社名:Intas Pharmaceuticals Ltd.

トラゾニル(Trazonil)の成分

有効成分の名前はトラゾドン塩酸塩(Trazodone Hcl)です。1960年代に第二の抗うつ薬として発見された成分です。抗うつ薬として承認されてきたのは1980年代ですが、当時はまだSSRIなどの新しい抗うつ薬がない状況で、三環系以外の画期的な抗うつ薬として多くの国で承認され広く処方されました。

トラゾドンは主にセロトニン5-HT2A受容体、アドレナリン受容体の再取り込み阻害作用があります。

三環系抗うつ薬の中でも、作用が強く効果が期待できますが、副作用が強いことでも知られています。また効果が強すぎ躁転してしまう事も多いことから、双極性障害への投与は注意が必要です。

トラゾニル(Trazonil)の作用

日本での適応は、うつ病・うつ症状です。適応外ですが、パニック障害・過食症・不安障害などの症状にも使用されます。
海外ではアルコール依存症の治療にも適応があります。

トラゾニル(Trazonil)の服用量

うつ病・うつ症状
通常、成人の場合の初期用量は1日に75~100mgで、1日数回にわけて服用します。増量する場合は、症状に応じて最大200mgまで増量可能です。
不眠症
通常、25mg~50mgを就寝の1時間前に服用します。

症状や副作用などによって服用量は異なります。医師と相談しながら服用方法、服用量を調節してください。

トラゾニル(Trazonil)の血中濃度

最大血中濃度  1時間後
血中濃度半減期 3~6(5~9)時間後

有効成分のトラゾドンは血中に溶け込むのが速く頓服薬としては効果がでるのが速いですが、うつ病の治療などの場合は服用を開始して安定して効果がでるまで2~3週間かかる場合があります。
半減期については二相性になっており第一相の半減期が3~6時間、第二相の半減期が5~9時間です。

トラゾニル(Trazonil)の作用時間

定期的に服用し続けることで血液中の成分の濃度が安定し効果もでてきます。
血中濃度が安定してくると1日飲み忘れたくらいでは血中濃度があまり下がらないので具合が悪くなることもあまりありません。

トラゾニル(Trazonil)の副作用

通常の副作用
口の渇き、吐き気、食欲不振、眠気、ふらつき、倦怠感、便秘、尿が出にくい、低血圧、動悸、手のふるえ、発疹、その他

この他にも副作用はありますので、異常を感じた場合は医師や薬剤師に相談しましょう。

トラゾニル(Trazonil)の注意点

・配合されている成分にアレルギーがある方は服用できません。
・妊娠中、妊娠の可能性がある方は、服用前に医師にご相談ください。
・抗エイズウイルス薬のサキナビルとは併用できません。またパーキンソン病の治療薬のセレギリン、別の抗うつ薬や安定剤、抗けいれん剤、降圧剤、アルコールなどは併用に注意が必要です。
上記のほかにも服用に注意すべきお薬がありますので、服用中のお薬がある場合は事前に医師に伝えてください。
・緑内障、前立腺肥大症で尿が出にくい方、てんかん、心臓病、高齢の方、ほかに服用中のお薬がある方、24歳以下の方は服用に注意が必要です。かならず医師の診察を受けて指示通りに服用してください。
・服用中は機械の操作や運転、高所での作業は避けてください。
・服用中の飲酒はできるだけ控えるようにしましょう。
・服用をはじめると、不安になったり、症状が悪化したり、副作用で気分が悪くなったりということがあります。医師やご家族などの、周囲の方と相談しながら服用しましょう。
・服用中は定期的に肝臓と腎臓の検査をすることが望ましいです。
・自己判断でお薬の増量・服用中止などせずに医師にご相談ください。

トラゾニル(Trazonil)の国内製品

レスリン錠25 MSD
デジレル錠25 ファイザー
トラゾドン塩酸塩錠「アメル」 共和

トラゾニル(Trazonil)50mgの通販
トラゾニル(Trazonil)100mgの通販

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