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デュゼラ(Duzela)

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デュゼラ(Duzela)とは

デュゼラ(Duzela)はSNRI系抗うつ薬のサインバルタのジェネリック薬です。
日本で承認されているSNRI系の成分は、ミルナシプラン・デュロキセチン・ベンラファキシンの3種類ですが、このお薬の成分はデュロキセチンで日本では2010年に承認された2番目のSNRIになります。
日本での商品名もサインバルタです。日本では20mgと30mgがあります。カプセル錠なので切断して服用量を調節することができません。こちらの錠剤は20mg錠なので配合量が一番少ないタイプになります。

セロトニンだけに作用するSSRIよりも、セロトニンに加えてノルアドレナリンにも作用するSNRIは評判もよく、世界的にもSSRIよりも処方される機会が多くなっている抗うつ薬です。
また副作用に男性の射精障害(射精が遅れる)があることから、早漏症の防止薬として使用されることもあります。

まだ比較的新しいお薬なので日本にはジェネリックが存在しません。デュゼラは100錠入りでまとめて個人輸入で購入でき、しかも安いのが魅力的です。
もし個人輸入を利用する場合は、海外から薬を取り寄せていると診察や副作用のチェックなどができません。特に長期の服用の場合は肝臓などにも負担がかかりますので診察を受けたり健康診断で体調をチェックしたりするのも忘れないようにしましょう。


製品名:デュゼラ(Duzela) 20mg
会社名:Sun Pharmaceutical Industries Ltd.

デュゼラ(Duzela)の成分

有効成分の名前はデュロキセチン(Duloxetine)で、SNRI = Serotonin & Norepinephrine Reuptake Inhibitors(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤)に分類されます。
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)との違いは、セロトニンだけでなくノルアドレナリンの再取り込みも阻害する所です。ノルアドレナリンに関係する抗うつ薬は、SNRI以外にも三環系抗うつ薬の一部などがあります。
セロトニンとノルアドレナリンは両方とも神経伝達物質ですが、その作用は異なります。セロトニンは不安感をおさえる作用があり、ノルアドレナリンは体を動かしやすくしたり意欲的な気分になる作用があるとされています。

また双極性障害の方が服用するとそう症状が悪化してしまう危険性があるため躁鬱病(双極性障害)の方は服用に注意が必要です。それから24歳以下の若者のうつ症状には効果が疑問視されており、24歳以下の若者への投薬は行わない流れになってきています。またSSRIよりも自殺のリスクが高いともいわれています。

デュゼラ(Duzela)の作用

デュロキセチンの日本国内での適応は、うつ病・うつ症状、糖尿病性神経障害に伴う疼痛、線維筋痛症に伴う疼痛です。不安障害、変形性関節症、慢性疼痛における鎮痛補助に応用される場合があります。
海外での評価ですが、ほかのSNRIと比較するとうつ病への効果はそれほど高くありませんが不安障害への効果が高いといわれています。

デュゼラ(Duzela)の服用量

うつ病・糖尿病性神経障害に伴う疼痛
通常、成人の場合20mgを初期用量として、1日1回朝食後に服用してください。通常の服用量は40mgですが、様子をみながら1週間以上の間隔をあけて20mgずつ、最大60mgまで増量できます。
その他の疼痛
通常、成人の場合20mgを初期用量として、1日1回朝食後に服用してください。様子をみながら1週間以上の間隔をあけて20mgずつ、最大60mgまで増量できます。
※1日の最大投与量は60mgです。

このお薬は毎日服用して血中濃度を安定させることで効果を発揮します。調子が悪い時に飲むのではなく継続することが大事です。飲み忘れたときには一度に2回分を服用せず、1回分を服用しましょう。

睡眠導入剤として使用する場合は頓服する場合もあります。その場合は就寝の1時間位まえに服用します。

デュゼラ(Duzela)の血中濃度

最大血中濃度  6~7時間後
血中濃度半減期 12時間後

私たちの体は空気や摂取する食べ物はもちろん、薬も消化器官から吸収して血液中に取り込み血管を通して全身に送ります。そして血液中の薬の成分は必要な場所で消費されたり異物として血液中から排除されて徐々に少なくなっていきます。
血中濃度とは薬の成分が体に吸収されて血液中に溶け込んでいる量です。成分によって吸収されるスピードや体内に留まる時間の長さなどは異なります。

デュゼラ(Duzela)の作用時間

頓服で効果があるお薬ではなく、毎日飲むことで体の中で薬の作用が安定して治療効果がうまれます。SSRIなどに比べると比較的効果がでるのは速いですが、よく効いてくるまで2~3週間かかることもあります。
血中濃度が安定してくると1日飲み忘れたくらいでは血中濃度があまり下がらないので具合が悪くなることもあまりありません。

デュゼラ(Duzela)の副作用

SSRIと同じくセロトニン症候群という副作用のリスクが確認されています。

セロトニン症候群は脳内のセロトニン濃度が過剰になることで起きる副作用です。
自律神経症状
体温の上昇、異常発汗、緊張、高血圧、心拍数の増加、吐き気、下痢
神経・筋肉症状
ミオクローヌス、筋強剛、振戦、反射亢進、緊張と緩和の繰り返し(あご、歯をがちがちさせる、など)
精神症状
混乱、興奮、錯乱、頭痛、昏睡
セロトニン症候群は通常、セロトニン作動系の薬品との相互作用によって発生する。
例として、
モノアミン酸化酵素阻害剤とSSRI
デキストロメトルファンとSSRIの組み合わせ
SSRIの過量摂取
SSRI/SNRIとトリプタン系薬剤(片頭痛治療薬)の併用
セント・ジョーンズ・ワートの過量摂取
などによって発生する。高齢者は特に注意を要する。
(wikipediaより)

またノルアドレナリンも増える関係で、SSRIと比較して不眠や興奮などの副作用が起こりやすいといわれています。

通常の副作用
尿が出にくい、眠気、倦怠感、めまい、吐き気、便秘、腹痛、動悸、血圧の上昇、口の渇き、味覚異常、手のふるえ、勃起障害・射精障害、低ナトリウム血症、その他

SSRIと同じく薬を服用しはじめの頃は吐き気の副作用が強くでる場愛がありますが、服用を続けるうちに落ち着いてくることが多いです。吐き気が強い場合は制吐剤などを服用しても問題ありません。

この他にも副作用はありますので、異常を感じた場合は医師や薬剤師に相談しましょう。

デュゼラ(Duzela)の注意点

・配合されている成分にアレルギーがある方は服用できません。
・妊娠中、妊娠の可能性がある方は、服用前に医師にご相談ください。
・腎臓や肝臓に重い障害がある場合は服用できません。
・肝臓病、腎臓病、高齢の方、緑内障、高血圧、心臓病、躁うつ病、の既往歴がある場合、子どもや24歳以下の若い方は注意が必要です。必ず医師にご相談ください。
・排尿しにくくなる場合がありますので、前立腺肥大などで排尿障害がある場合は医師にご相談ください。
・パーキンソン病の治療薬セレギリンは併用できません。現在服用していない場合でも、診察時に医師に伝えてください。
ピモジド、炭酸リチウム、そのほかの抗うつ薬、安定剤、トリプタン系片頭痛治療薬、L-トリプトファン、セイヨウオトギリソウ、シプロフロキサシン、アドレナリン、ワルファリン、そのほかにも服用に注意すべきお薬がありますので、服用中のお薬がある場合は事前に医師に伝えてください。
・服用をはじめると、不安になったり、症状が悪化したり、副作用で気分が悪くなったりということがあります。医師やご家族などの、周囲の方と相談しながら服用しましょう。
・自己判断でお薬の増量・服用中止などせずに医師にご相談ください。

デュゼラ(Duzela)の国内製品

サインバルタ カプセル錠 イーライリリー

デュゼラ(Duzela)20mgの通販

個人輸入

こちらの商品は個人輸入によって海外から取り寄せることができます。個人輸入は日本の厚生労働省が認めている制度で禁止されていないお薬を一定量(精神科領域のお薬は1ヶ月分)なら処方箋や保険証などは必要なく、普通に通販と同じように購入できます。ただし海外から取り寄せる場合は、薬の副作用などは自己責任になります。薬の作用、副作用、注意事項などをよく調べた上で個人輸入の申込みをしましょう。

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