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アンチデップ(Antidep)

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アンチデップ(Antidep)とは

アンチデップ(Antidep)は抗うつ薬のトフラニールのジェネリック薬です。
トフラニールは第一世代の抗うつ薬で三環系に分類されます。発見されたのは1951年で、1957年にはうつ病の治療薬として市販されました。有効成分はイミプラミンという物資で三環系抗うつ薬としては世界的には初めて商品化されたそうです。基本的には錠剤の形状ですが、筋肉注射で使用されることもあります。
抗うつ薬としての効果はかなり強めで期待できますが副作用が強いことと過剰に摂取した場合の危険性があることから、現在はSSRIなどが使用されることが多くなっています。
不安を和らげるセロトニンと意欲的になるノルアドレナリンのどちらへも強く作用しますが、特にノルアドレナリンへの効果が強いとされています。
また抗コリン作用による遺尿症や夜尿症の治療効果も期待できます。更に筋弛緩剤の一部と構造が似ていることから、鎮痛剤としても使用されます。

日本で処方されるトフラニールは10mg錠と25mg錠の2種類ですが、アンチデップは1錠の配合量が75mgと非常に多くなっています。75mgなので25mgのトフラニールよりもかなり割安ですが、服用量が多くなりすぎないように気をつけましょう。

三環系抗うつ薬に分類される日本で承認されている成分は、アミトリプチリン・イミプラミン・クロミプラミン・トリミプラミン・ノルトリプチリンの5種類があります。

製品名:アンチデップ(Antidep) 75mg
会社名:TORRENT PHARMA

アンチデップ(Antidep)の成分

有効成分の名前はイミプラミン(Imipramine)です。最初は統合失調症の治療に使用するための抗ヒスタミン薬や精神安定剤として開発されましたが、臨床試験でうつ症状の改善がみられたために、抗うつ薬として発売されることになりました。最初に製品化したのはスイスの製薬会社「チバ・ガイギー=Ciba-Geigy」です。
イミプラミンは統合失調症には効果がないことがわかっていますが、うつ病に関してはかなり重度のうつ症状にも効果が期待できることから、SSRIが登場するまではうつ病治療の第一選択薬の一つとして長い間使用されてきました。いまでも重度のうつ病への効果が期待できることから、SSRIとの併用などで第二選択薬として使用されることがあります。
三環系抗うつ薬はセロトニンとノルアドレナリンの両方に作用する場合が多いですが、イミプラミンはセロトニンよりもノルアドレナリンへの作用が強いのが特徴です。

三環系抗うつ薬の中でも、作用が強く効果が期待できますが、副作用が強いことでも知られています。また効果が強すぎ躁転してしまう事も多いことから、双極性障害への投与は注意が必要です。

アンチデップ(Antidep)の作用

日本での適応は、うつ病・うつ症状、遺尿症(おもらし)、夜尿症(おねしょ)、片頭痛、神経痛、失禁などの治療にも使用されます。
海外では不眠症にも使われています。

アンチデップ(Antidep)の服用量

うつ病・うつ症状
通常、成人の場合の初期用量は1日に25~75mgで、1日数回にわけて服用します。
※1日の最大服用量は200mgです。
遺尿症(おもらし)
6歳未満は1日に25mgを1回、6歳以上は25~50mgを1~2回にわけて服用します。年齢や症状によりますので医師の指示に従ってください。

症状や副作用などによって服用量は異なります。医師と相談しながら服用方法、服用量を調節してください。

アンチデップ(Antidep)の血中濃度

最大血中濃度  2~6時間後
血中濃度半減期 9~20時間後

私たちの体は空気や摂取する食べ物はもちろん、薬も消化器官から吸収して血液中に取り込み血管を通して全身に送ります。そして血液中の薬の成分は必要な場所で消費されたり異物として血液中から排除されて徐々に少なくなっていきます。
血中濃度とは薬の成分が体に吸収されて血液中に溶け込んでいる量です。成分によって吸収されるスピードや体内に留まる時間の長さなどは異なります。

アンチデップ(Antidep)の作用時間

定期的に服用し続けることで血液中の成分の濃度が安定し効果もでてきます。
服用から1週間で血中濃度は安定してきます。
血中濃度が安定してくると1日飲み忘れたくらいでは血中濃度があまり下がらないので具合が悪くなることもあまりありません。

アンチデップ(Antidep)の副作用

通常の副作用
吐き気、食欲不振、便秘、眠気、倦怠感、口の渇き、手のふるえ、低血圧、頻脈、発疹、尿が出にくくなる、性機能障害、その他

この他にも副作用はありますので、異常を感じた場合は医師や薬剤師に相談しましょう。

アンチデップ(Antidep)の注意点

・配合されている成分にアレルギーがある方は服用できません。
・妊娠中、妊娠の可能性がある方は、服用前に医師にご相談ください。
・パーキンソン病のお薬のセレギリンとの併用は禁止です。ほかの安定剤と併用する場合は注意が必要です。
上記のほかにも服用に注意すべきお薬がありますので、服用中のお薬がある場合は事前に医師に伝えてください。
・緑内障、尿閉、心筋梗塞の回復初期の方は服用できません。
・前立腺肥大、心臓病、てんかん、低血圧、腸閉塞などの腸の疾患、ひどい便秘、統合失調症の素因、低カリウム血症、衝動的な方、24歳以下の方、高齢の方は医師と相談しながら慎重に服用してください。
・抗うつの作用が強く、躁状態になってしまうことがあります。できれば周囲の方にも気をつけてみてもらい状態がよくなくなった場合には医師の診察を受けてください。
・服用中は機械の操作や運転、高所での作業は避けてください。
・服用中の飲酒はできるだけ控えるようにしましょう。
・服用をはじめると、不安になったり、症状が悪化したり、副作用で気分が悪くなったりということがあります。医師やご家族などの、周囲の方と相談しながら服用しましょう。
・服用中は定期的に肝臓と腎臓の検査をすることが望ましいです。
・自己判断でお薬の増量・服用中止などせずに医師にご相談ください。

アンチデップ(Antidep)の国内製品

トフラニール錠 アルフレッサ
イミドール糖衣錠 田辺三菱
イミプラミン塩酸塩錠 -

アンチデップ(Antidep)75mgの通販

個人輸入

こちらの商品は個人輸入によって海外から取り寄せることができます。個人輸入は日本の厚生労働省が認めている制度で禁止されていないお薬を一定量(精神科領域のお薬は1ヶ月分)なら処方箋や保険証などは必要なく、普通に通販と同じように購入できます。ただし海外から取り寄せる場合は、薬の副作用などは自己責任になります。薬の作用、副作用、注意事項などをよく調べた上で個人輸入の申込みをしましょう。

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